ガイガーカウンターキット T-GMK1
USBでデータを収集、給電可能です。
オプションを搭載すると、日時、CPM、温度データの記録や、位置データを追加できます。
完成品で、あくまでホビーユース対象です。
※XBEEはオプションです。
蝶番のふたを開けて電源をON/OFFします。
ケースを加工し、スイッチを横向けに改造すると蓋を開けずに電源を入れたり、
電源アダプタを挿すことが可能です。
オプションのXBEEをつけると無線でデータを記録する事ができます。
写真の例ではTerTermのログをエクセルに貼り付け、グラフ化しています。
PC側のXBEEはご用意ください。
XBEEはスリープモードに対応していますので、送信しない時はスリープ状態です。
業務用サーベイメータと比較しましたが、かなり近い値を表示していることを確認しました。
GM管はロシア製SBM-20を使用しております。ハードβ、γ、x線のみ検出可能で、α線は検出出来ません。
自然界、ウランガラス、ランタンのマントル等を測定してから出荷します。
※キットの一部は販売出来ません。
※実際に販売する基板と写真は一部実装部品が異なります。
データロガーオプション
- 温度センサはナショナルセミコンダクタのLM61を使用しています。30cmケーブル付きです。
- リアルタイムクロックはリチウムバッテリでバックアップされますので電池を取り外しても時計は動作し続けます。
GPSオプション
- T-GMK1のデータロガーオプションにGPSモジュールを取り付け、マイクロSDに位置データを記録できます。
USBやXBEE,RS232には位置データは出力されません。 - 電源を入れてから、GPSモジュールが衛星を受信するまで、開けた空の下で5分程かかることがあります。
環境によってはさらに時間がかかります。一度受信するとその後は電波が途切れても早く受信できるようです。
車等のGPSのように早く受信することはできません。
GPSモジュールが衛星を受信するとGPSモジュールに付いている赤LEDが点灯→点滅に変わります。
T-GMK1の液晶表示には左上にアンテナのアイコンが表示されます。 - マイクロSDカードに位置データを記録します。データロガーオプションの温度の後に
GPSデータ有効/無効(A:有効、V:無効)、緯度、経度、標高の順で記録します。
Ver1.3からは緯度、経度をGoogleMap対応の表記にしました。 - GPSモジュールは電力を消費しますので、電池の消耗は早くなります。
新品アルカリ乾電池でも連続使用で約19時間ほどです。それ以上の動作時間が必要な場合はアダプタまたはUSBから
電力を供給して下さい。 - GPSモジュールを透明ケースの中に入れることができました。
- ファームウェアVer1.3以降からは日時をGPSから自動補正します。
- 位置情報が有効時は左上にアンテナのアイコンが表示されます。左下の数字は衛生の数です。
Ver1.3からは緯度経度表示で橙スイッチを押すと標高表示に切り替わります。
carcon999さんがT-GMK1 GPSオプションで記録したCSVファイルをKML変換し立体グラフ、マーカー、軌跡などを
GoogleEarth、GoogleMapに表示できる素晴らしいアプリXRayEarthを公開されています。
データロガーで実際にT-GMK1で記録したファイル TG110721.CSV
GPS CSVファイルサンプル
最新ファームウェア
更新履歴
●標準仕様
Ver. 1.1 → 1.2 2011/9/15
GM管からパルスカウントを安定化
●GPS、データロガー仕様
Ver. 1.2 → 1.3 2011/9/13
標高を追加(GPSオプションのみ)、
座標表示、記録を変更(GPSオプションのみ)、
GPSで日時を自動補正可能(GPSオプションのみ)、
Ver. 1.3 → 1.4 2011/9/15
GM管からパルスカウントを安定化
●GPS、データロガーストレージ仕様
Ver. 1.5 2011/9/16
USBマスストレージデバイス機能追加 マイクロSDをソケットから抜かずにデータをコピー可能
USB仮想COM機能廃止 USBからはリアルタイムにデータを取ることはできません。